会長挨拶

2024-2025年度

会長 結城 豊彦 

全員が主役!「四つのテスト」を遵守し、ズキズキワクワクなクラブ活動を!

 この度、歴史と伝統ある仙台西ロータリークラブ第61代会長に就任させて頂くことになりました。

 記念すべき60周年、還暦を無事迎えることができました。伝統を重んじつつもReincarnation(新たな一歩)となる1年目の会長として重積を感じております。

 まだまだ油断はできませんが、コロナウイルス感染症が令和5年5月より第5類に分類され、生活様式は徐々に元通りとなり、ロータリークラブにおいても例会をはじめ、様々な行事も予定通り開催できる状況になりました。クラブ出席規定も令和6年1月より欠席の際はメークアップが必要となったこともあり、例会への出席率が向上してきております。会長を拝命するにあたり、ロータリークラブのあり方を勉強し、皆様と再度共有して参りたいと思います。一年間精一杯精進して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 今年度の会長ターゲットは、<全員が主役!「四つのテスト」を遵守し、ズキズキワクワクなクラブ活動を!>です。私が平成26年にロータリーに入会した折、最も感銘を受けたのは「四つのテスト」です。なかでもみんなに公平かという言葉が好きです。本年2月のインターシティミーティングでDEI(diversity多様性、equity公平性、inclusion包括性)という言葉を学んだ時、根底は「四つのテスト」と同じだと解釈しました。会員増強・拡大委員会と共同して新たな会員の獲得を図るため、理事会の承認を得て今年度からDEI推進委員会を制定いたしました。昨今の目まぐるしい制度改革のもと、社会生活において疲弊しがちでありましたが、NHKの朝ドラ「ブギウギ」にでてくる「ズキズキワクワク」というフレーズに何度か勇気づけられました。前向きに楽しく、会員全員が仙台西ロータリークラブの主役として親睦活動や奉仕活動に積極的に取り組んでいただけるような充実したクラブ活動を目指して参ります。

 2023-2024年度国際ロータリー(RI)テーマは「ロータリーのマジック」です-。ステファニー・アーチックRI会長は、ウクライナやパレスチナなどで武力紛争と避難民の増加する中、分断された世界を癒すにはマジックが必要と強調しています。積極的平和を広げるプログラムとしてロータリー平和フェローシップを展開しています。翻って我々会員は種々の奉仕活動をするたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジック(魔法)を生み出していると述べています。そして地域社会への平和の継続のため、すべてのロータリー会員が「四つのテスト」を真に実践することを推奨しています。

 ガバナーより第2520地区戦略計画として2025年度から2027年度まで、各クラブにおいて3年間の目標と計画を立案するよう求められています。伝統と重視つつ未来に向けて会員全員の皆様からのご協力をお願い申し上げます。